その星空で彷徨っていたい

末っ子達かわいい

グリーンマイルの感想

 

 

もう千秋楽から約1ヶ月経つし、今更感半端ないですが、

 

グリーンマイルの感想を書いたので投稿します。笑

 

 

10月3日と10月19日に東京グローブ座グリーンマイルを観劇してきまして、その感想です。

(実は19日も行ってた)

 

3日は心優しい方に同行させて頂き、19日の公演は前日こそこそと授業を抜けて、1人怪しく電話をかけては切るを繰り返して獲得した当日券で行きました。

どちらの公演も、原作未読の映画のみ観た状態で観劇しまして、

終演後に感想を書いてたら登場人物の感想が結構あったので、登場人物毎にまとめてみました。

(加藤さんかっこいいも含めて)舞台の感想メインですが、

所々映画のことも交えて「グリーンマイル」という作品について、私の深読みという名の勝手な考察も添えてだらだら書いているので、読むのが億劫になると思います(実際自分でも読むの面倒になった)

だからお時間のある時に気が向いたら読んでやってください

 

ではいきます。

  

 

 

パーシー

まずはパーシー。 1番といっても過言ではないレベルで記憶に残るよね。パーシー。笑

舞台でも映画と同じくマジのウザさを発揮していて良かった笑

私が特にウザいと思った場面はデラクロアの死刑執行練習の時で、わざとなのかな?声のトーンを高くしていてウザかった〜

死刑執行できるのが嬉しいかのように。いやポールも言っていた通り嬉しいんだろうね。反抗的になってる子供みたいな感じだった。

 だけど拘束着を着せられて頑張ってぴょんぴょん飛んでるのを見て不覚にもかわいいと思ってしまったよ。

口にテープ貼って舞台の端から端までうさぎ跳びは地味に辛いよねぇ(勝手に同情)。

てかパーシーがコーフィーからウォートンへの恨みを移される時ってパーシー結構持ち上げられてたんだね、、足着いてなかったし、、

そういえば、ウォートンに絡まれて粗相をしてしまう所、本当に水出しててびっくりした笑

で、あー出してるーって思ったらその後ポール達がモップをかけるシーンがあって。

最初見たとき、モップかけるシーンは刑務所内の平穏な日常を描いたものだと思ってたんですよ、、

でもあれ水を拭くためのシーンでもあったのかと2回目に観た時気づいてじわじわきました←

でもその場面見ながら、小中高の掃除の時も加藤さんあんなだったのかなって変なことを思ってしまったんだわ、、、🤦🏻‍♀️

  

舞台では無かったけど映画ではデラクロアの処刑の所で、あまりの酷さにパーシーがオロオロしてその場から逃げようとして、

看守の誰かに「お前が指揮をとったんだろ!見てろ!」と押さえつけられる場面があったんですよ。

ウォートンが暴れた時も、ウォートンに絡まれた時も、処刑の時もだけど

パーシーって本当に怖い思いをした時は本能に忠実なんだな〜って舞台観て改めて思った。

あんなことやっておいて処刑の後も態度でかいパーシーはある意味尊敬するし孤独なのかなって思っちゃう。コネあるし(?)

それがパンフレットで伊藤さんも言ってた「破壊衝動の虜になってしまっているパーシーの哀れさ」なんだろうな

 

そんな(?)ウザさMAXなパーシーを演じていながらTwitterでは鍛治さんと中山さんにいじられていてかわいかった笑

パシ島はどうして生まれたのか謎だけど、楽しそうでなにより(笑)

webで小山さんがあげた写真を見る限り、加藤さんは楽屋別っぽいけど知ってるのかなぁ………

(…って言ってたら10月29日のシゲ部で加藤さんが言及してました(笑)居酒屋(謎に決めつける)でそんな会話をしていたのかと思うとほっこりする)

  

 

  

ディーン

ディーンってあんなに可愛くて正直者だったんだね?!

コーフィーがメリンダを治す作戦が成功したと知った時、顔の周りから花が咲く勢いでやったー!って喜んでたし、

デラクロアの死刑練習を隠すために「お、俺とポールはソフトボールの試合の練習があるんだ…俺ピッチャーなんだ!」っていうキョドり方も、

デラクロアにピッチャー??って疑われた後に前からブルータス、後ろからポールに小突かれてたのも可愛かった〜〜!!!ディーンかわいい👼🏻

 

ウォートン

ポールからもらったコーラを飲んだ後、

ウォートンが指をコップに入れて残りのコーラを指につけて、コップをポールに渡した後

その指をわざとらしく音立てて舐めててキモさが増してた笑(多分前回は指舐めてなかった気がする)

(舐めてたとしても舐める音量が大きくなってて流石だなと笑)

あと、ほんとどうでもいいけどバーベキューの歌終わりにウォートンがポールを茶化して女の人風にお辞儀する(スカートを持つふりをして片足を少し曲げる)やつ、

2回目に観た時はウォートンの腕の広げ方が狭くなってた笑(どうでもいい)

もうちょっとウォートンに注目して観ていればよかったな〜、、でもキモくて良かったです

 

デラクロア 

パーシーによって悲惨な最期を迎えてしまうデラクロア。

映画の処刑のシーンが残酷で、舞台で処刑シーンをやるのかちょっと心配だったけど執行と共に休憩に入って

第二幕のウォートンの歌で分かるようにしていて、そうきたかって思いました

 

デラクロアはEブロックに来てから性格が変わり、ミスタージングルスを可愛がったりするようになっていましたが

「(パーシーが粗相をしてしまったことなど)Eブロックで起きたことは外に漏れない」という台詞の「漏れない」という語にデラクロアが反応して気味悪く笑う場面が違和感ありまくりで。

この場面は映画でもあって、そこでも?となったのですが、温和な性格のデラクロアにも実はまだ根底には微かに凶悪な部分(罪を犯した時のような性格)が残されていたってことを表していたのかな~?

それでもグリーンマイルを歩く直前、パーシー以外の看守たちに「別の場所で出会っていれば」と言ったのは本心だったように思う。

しかも後悔しているような顔をしながら言うから、そこの場面はデラクロア~~~~泣 ってなる。

「地獄の話はやめろ」と言ったウォートンもそうだけど、死刑台に送られるような人間皆が

悪の感情しか持っているわけではない(のかもしれない)って思うよね

 

ポール 

ウォートンが暴れてディーンが捕らえられてパーシーが怯えてって場面、誰も何もしてないのにいきなりポールが倒れてあんな時なのにブルータスに心配されるの、密かに笑ってごめんなさい(笑) 尿路感染症で苦しいのは分かるけど(笑)

でもあそこでポールが1人で倒れたから、コーフィーがポールの持病に気付いたんだね!?やっぱ必要なんだな〜〜(不要とは言っていない)

 

1回目観た時、ポールがコーラをいつ飲んでるのか記憶が曖昧だったから

2回目のコーラのシーンはポールをガン見してたんだけど、

ウォートンの前ではコップを口すれすれに近づけただけで飲んでなくて、BGMかかったら瓶からさりげなく飲んでた、、いけめん、、コップを口すれすれに持ってるのえろかったなぁ、、、

 

マウスビルの時もだけど、アドリブの時のポールの顔が、、、口の端上げてて、大人の余裕って感じの、、それもしんどかったです、、

ポールって元はもっと年齢が上の設定なんだよね、、そのせいかと思ったけど加藤さんの熟成された色気が出たんだよなきっと、、(?)

 

ミスタージングルスが舞台袖へ糸巻きを追いかけて走って行く時に、ポールが自分の前を通るタイミングでものっそく身を屈めて「頑張れー!」って言ってるのもしんどかった、、かわいい、、

その前にミスタージングルスの邪魔にならないようにってポールがぴょんって場所移動してるのも見てしまってしんどい of しんどい…なんだあれ…ポール主任可愛いよ………

 

そしてミスタージングルスの芸が成功した時にポール、ブルータス、ディーンの看守3人が万歳をする所で、ポールさん控えめに万歳してたの可愛かった、、しかも腕の上げ方が変わっててそれも可愛い、、、泣

芸が成功した時のポールも拍手してて拍手する姿も

むりかっこよ😭ってなってた。(忙しい)

個人的に、ポールがパーシーにミスタージングルスが生きていることを伝える時の「キーキー鳴いて、糸巻きを追いかけてるよ」の台詞の「キーキー」が何故かしんどくてしんどかったです😇(意味不明)

一番しんどかったのがポールがパーシーをビンタする場面で、

ヒーーー!!!!ってなって7割ほど魂吸いとられた。

この場面、懲罰房に入れてたパーシーを引っ張りだして、パーシーの口に貼ってあったテープを剥がすって所なんですけど、

ポール「テープを剥がしても声を出すなよ(ニュアンス)」

→テープ剥がす→剥がした瞬間にパーシー叫んで笑ったんだけど、

その0.01秒後にビンタはったからもう0.1秒で笑いとしんどさが一気に来て苦しかった(´ω`)

 

あと最後の最後、パーシーがおかしくなって倒れてポールとブルータスがパーシーの意識を確認する時、

ポールがパーシーの顔の上で指鳴らすのがどイケすぎて1回目観た時、

やだーーーかっこよーー!!!( ;  ; )ってなったんですよ。でも2回目は少しは冷静に指鳴らす場面を迎えることができまして、全神経を集中させて観てたんですよ。1回目よりリアルな指の音だった、、ちゃんと指で鳴ってた、、指から鳴ってた(そりゃそうだ)他の人の感想読んでいたら、別の日には指が上手く鳴らなかったそうな。なにそれかわいい…

 

ていうか懲罰房にパーシーを入れる時にパーシー持って歩きながら、空いた手でちょいちょいってやって(ディーンに懲罰房の扉開けてって伝えるジェスチャー)パーシー投げ入れて扉閉めるのまじで最高だった……荒々しいギャップ……

 

いや~ポールな加藤さんに「お前が消えさえすれば良い」とか言われてえ〜〜

そんで首根っこ掴まれて懲罰房にぶち込まれて口に貼ったテープをビッて剥がされたいしビンタされたいし机に組み敷かれてえ~~~~~(イタいオタク)


ていうかあそこの場面はポールとブルータスがオラオラしてて口悪くてなんかもうむりでした、しゅき

 

 

…ってしんどいかわいいしか言ってない上に

読みづらさMAXのオタクの感想で終わってしまいましたが、

加藤さん演じるポールなんだもん、しょうがないよね

ってことで次へ進みます(無理矢理感)

 

ポールとコーフィー

2回目に観たら、コーフィーがEブロックに来て初めてポールと顔を合わせて会話する場面の、ポールの「ボスと呼ばなくていい」の台詞が無くなっていたように思うんだけど…?前から無かったっけ……

ウォートンが暴れた後ポールがEブロック内に1人になって持病で倒れた時に

コーフィーが治そうと声をかけて、ポールが今看守は俺1人だから無理っていうやりとりがあるんだけど、その時倒れて顔をまっすぐ前に向けたまま「むり………」っていう台詞が1回目はあって、

うわめっちゃかわいい……って悶えたんだけど、2回目に観た時その台詞無かった😭

なんで無くしたー😭忘れてたのかな(笑)

 

コーフィーに持病を治してもらっている場面は照明がコーフィーの不思議な力を表現している間にポールがキョロキョロしながら、戸惑い→異変に気付く→驚きに変わっていくのが感じられて良かったです笑

 

コーフィーの死刑執行をする前にお祈りをするんだけど、ポールが指を組んで祈りの言葉を言っている時は

(たぶん宗派違うけど青学じゃん〜〜!!)

って思った

(オタクだからってこんな場面で青学〜〜とか、やっぱり指は左が上なのね、とか思ってしまってごめん)

(あとパンフレットでロザリオつけてるの見て萌えてしまってごめんなさい)

 

お祈りの最中はそんなことを思ってしまいましたが、

コーフィーがお祈りの言葉を言った後にコーフィーが立ち上がって、ポールの手を握ってポールを立たせる場面がいよいよって感じで…泣けた……

 

そしてコーフィーが死刑台に座って、ポールが誓いの言葉を言う前にコーフィーと目を合わすのが……コーフィーの目が切なくて、でも優しくて……ポールの顔も同じような顔をしていたのかな……

  

ポールの立っている側(下手側)で観ていたのにも関わらず私の視力の限界で涙は見えなかったけど「第2スイッチ、オン」を言うまでの間が…色々な気持ちと葛藤しているようで………

涙を堪えるような動きもしていて、あの間でポールの気持ちが全て表現されていたと思う。

 

映画では死刑執行に被害者の遺族たちも立ち会うんだけど、

コ―フィーが死刑台に座る時、コーフィー(本当はウォートン)が殺した双子の両親から罵声を浴びさせられるんですよ。

尚更、コ―フィー(´;ω;`)ってなりましたよね…

 

 

 

 ここからは印象に残った場面を。

 

ポールが左手で帽子のつばを持って右手で帽子抑えて被る動作が印象的だったなぁ。

業務に戻る時、グリーンマイルを歩く前……

帽子を被っていない時は看守ポールじゃないってことなのかな?

死刑制度について議論する場面も、コーフィーと荷台に乗っている時も、コーフィーに最後に食べたいものとかを聞いている時も……あとはウォートンが薬で眠るまでトランプをしてた時も。

やっぱり帽子を被る、取るの行為を入れて看守のオンオフを表していたんだろうなぁ……

 

最初の台詞を言った後も帽子を被る所で何十年か時が遡って物語が始まるんだけど。

最初の台詞の最後「〜1932年、秋。」 の所だけゆっくりと言っていて。

(せん きゅうひゃく さんじゅう にねん、 あき。って一音一音大切にしている感じ)

 それも印象的でした。

(終演後しばらくその台詞だけ何回も思い出したくらい笑)

 

 最後の台詞の「それにしたって、このグリーンマイルは長すぎる」も同じ立ち方なんだけど両方とも立ち方が一緒なのね。あ、最初(現在)に戻ってきた。ってなった。

(感想っていうほどの感想ではない)

 

 

そういえばアドリブが増えてました。 

1回目はマウスビルのくだりだけだったけど、2回目はコーフィーを外に出すにあたってディーンがポールとブルータスの言い訳(アドリブ?)を考えている時に、

ディーン「ポールとブルータスは仲良く洗濯室へ洗濯…」

ブルータス「仲良くぅ?!」

っていう台詞が増えてて笑った(笑)(笑)

 

 マウスビルのくだりも毎回微妙に変えてたみたいで面白かったし

長すぎず短すぎず、決められた尺の中に収めていたのすごいな~(決められていたのか知らないけど)

 

 あとすごいくだらないけどコーフィーに最後に食べたいものを聞いてる場面、地味に飯テロだった(笑)

 

こっちはお腹すいててお腹鳴らないように気張ってるのに。

 

マッシュポテト食べたいわって(笑)(笑)

 

 

所長からコーフィーの死刑が執行されることを知った場面の後、(恐らく所長から「何故コーフィーは死ななければいけないのか」の問いに「分かりません」と返した後)ポールが舞台の端の椅子に置いてあったジャケットを着て帽子を被る動作が1番ゆっくりしていて、コーフィーの死刑が近づいているのをより印象付ける行動だったな〜と思う。

 

この場面の中の、所長の「今日はメリンダの回復祝いをやるんだ」という台詞に少し違和感があった。おそらく映画でも同じ場面にあったけど、(間違ってたらごめんなさい)

この台詞を死刑執行を告げた後に入れたのは、

「コーフィーの死刑が執行されてしまう悲しみ」「死に向かって行く悲しみ」と

「一命をとりとめ、これからも生きていくメリンダ」「幸せに満ち溢れた生活」

を対比させるためだったんだろうなと。普通ならあのタイミングで言わないもん(笑)

一応所長もメリンダを治してもらったんだし、コーフィーに対して何も思ってない訳はないから。

  

ふと思ったんだけど、ポールの持病を治して、ミスタージングルスに息を吹き込んで、メリンダの脳腫瘍を治して、ポールに残りの命を授けるって、死刑にならなければコーフィーどんだけ長生きしなきゃいけなかったのよ… 拷問だよなぁ

 

たぶん原作もだけど映画ではミスタージングルスも長生きしてたから相当だよね。

 

残りの命を授けられて皆が死んでいく中ひとり長生きしなければならなくなったポールも可哀相だけど。 

個人的にグリーンマイルは、無実の罪で死刑となってしまうコ―フィーの悲しみだけじゃなくて長生きしなければならなくなったポールの悲しみもあるのかなと思います。 

 

 

 続編やらないかな…待ってます…

 

 

みんなでポールとミスタージングルスに再会して…

 

 

 

最後会場を出るときにふと舞台を見たら、誰もいない舞台にグリーンマイルが一筋照明で照らし出されていたのを発見してしまって涙が、、

それに気づいたのが2回目に観た時で、1回目の時気づかなかったのが少し勿体無かったな〜

 

 

京都でも終演後舞台上にグリーンマイルを照らしていたらしいですが、そんな細かい所まで拘ってくださって

当たり前のことだけど作品をリスペクトして大切にしているんだと感じました。

 

グリーンマイルは内容的にも重苦しい雰囲気になりそうなのに、違和感なく笑いを取り入れていて、

映画とは違った観客の生の反応が感じられる舞台ならではの見せ方だなと思いました。

毎回微妙に違うアドリブを入れた中山さんすごいなあ。慣れてる。

 

パシ島いじりもですが今回の舞台は中山さん鍛冶さん加納さんが引っ張っていたように感じます。

だからこそ良い雰囲気ができたんだなぁと他の人がツイートしてくれたカテコの様子や本人のTwitterなどを見ていて思いました。

 

なにより、加藤さんの努力がこの作品を引き寄せたのも凄いことだなと思います

本当に尊敬でしかないです

 

鍛治さんも伊藤さんも、ラジオ聴いたりしてくれているし、加藤さん愛されてるんだな〜

 

グリーンマイルの感想はこれで終わりです

 

 

ちなみに2回ともグローブ座のM~O列で観劇したのですが、

1階席の後ろ3列の席で観るとA ~Ⅼ列より座席の位置が少し高く舞台と同じ目線なので、

照明で造られるグリーンマイルも観れて、首も痛くならないのでとても良い席で観劇できたな~と思います。

本当に照明が見やすいのは2階席と3階席なんですけど。

 

もっといろんな席で観てみたかったなとか思ったり思わなかったりしますけど。←

 

 

 

 

もういい加減終わりますが、

なんとこの記事、全部で7877文字です(笑)長すぎ(笑)

 

冒頭でも言いましたが、見直すのがだんだん面倒になって最後の方はサーっと適当に読み直していたので

誤字脱字あったり文が変だったりすると思いますが読み流してくださると嬉しいです(今更言う)

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。